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===== 変数操作 =====
変数の設定や計算を行う関数です。
==== var関数 ====
[[function:variable|変数]]に値を代入します。画面上のアクションはありません。\\
文字列の連結にも使用できます。
var(variable, value)
variable [変数名] 省略不可
入力した値を格納する変数を指定します。
value [数値or文字列] 省略不可
変数に格納する値を指定します。\\
文中に ''${変数名}'' と記述すると指定した変数に置換されます。
----
==== input関数 ====
[[function:variable|変数]]に値を入力するダイアログを開きます。\\
入力ダイアログでは ''count'' で指定した数の値を半角カンマで区切って入力します。\\
文中に ''${変数名}'' と記述すると指定した変数に置換されます。
input(count, variable, variable, ... [, message])
count [整数] 省略不可
設定する変数の数を指定します。
variable [変数名] 省略不可
入力した値を格納する変数をcountで指定した数だけ指定します。
message [文字列] 省略可
ダイアログに表示するメッセージを入力します。\\
''\n'' と入力すると改行に変換されます。
=== 例 ===
;3つの変数「hoge」「meso」「piyo」に値を代入する
input(3, hoge, meso, piyo)
-----
==== calc関数 ====
[[function:variable|変数]]同士ないし変数と指定した値による各種計算、また小数に対する丸め処理等を行います。\\
文字列同士の連結には ''var関数'' を使用して下さい。\\
画面上のアクションはありません。
calc(variable, op[, value, output])
variable [変数名] 省略不可
計算に使用する[[function:variable|変数]]を指定します。\\
''output'' パラメータを省略した場合、計算結果はここで指定した変数に格納されます。
op [演算子or動作識別子] 省略不可
処理内容を選択します。
^op^内容^value要否^
|=|variableにvalueを代入する|要|
|+|variableにvalueを足す|要|
|-|variableからvalueを引く|要|
|*|variableにvalueを掛ける|要|
|/|variableをvalueで割る|要|
|%%//%%|variableをvalueで割る(割り切らない)|要|
|mod|variableをvalueで割った余りを得る|要|
|neg|variableの符号を反転する|不要|
|ceil|variableの小数点以下を切り上げる|不要|
|round|variableの小数点以下を四捨五入する|不要|
|floor|variableの小数点以下を切り捨てる|不要|
value [数値or変数名] 条件付き省略可
加減乗除に使用する値。加減乗除以外の処理では省略可。\\
数値以外を指定すると変数として処理されます。
output [変数名] 省略可
計算結果を ''variable'' で指定した変数とは別の変数に格納する場合に使用します。
=== 例 ===
;変数hogeと変数mesoを足した値を変数piyoに代入する
calc(hoge, +, meso, piyo)
----
==== random関数 ====
[[function:variable|変数]]にランダムな数値を代入します。\\
画面上のアクションはありません。
random(variable, min, max[, dec])
variable [変数名] 省略不可
値を格納する変数を指定します。
min [整数or小数] 省略不可\\
max [文字列] 省略不可
最小値と最大値を指定します。
dec [整数] 省略可
小数点以下の桁数を1~6桁の範囲で指定します。\\
**省略時は整数になります**。ご注意ください。
----
/*
==== input関数(旧記法) ====
** この記法は非推奨(Deprecated)です。将来のいずれかのバージョンで削除されます。 **\\
変数に値を入力するダイアログを開きます。
input(variable, //message//)
variable [変数名] 省略不可
入力した値を格納する変数名を指定します。\\
変数の内容は上書きしない限りMMD Macroを終了するまで保持されます。
入力ダイアログにカンマ区切りで複数の値を入力した場合、変数名の末尾に連番のついた変数にそれぞれの値が格納されます。\\
例えば格納先の変数を ''var'' として、入力ダイアログに ''a,b,c'' と入力した場合は、以下のような結果になります。
^ 変数名 ^ 値 |
| var1 | a |
| var2 | b |
| var3 | c |
message [文字列] 省略可
ダイアログに表示するメッセージを入力します。\\
''\n'' と入力すると改行に変換されます。
-----
*/