mapフォルダの中にある mmdXXXXX.csv
がマッピングファイルです。
通常 XXXX
の部分には対応するMMDのバージョンが入ります。
マッピングファイルはMMDの「ボタン」「チェックボックス」「入力欄」「ドロップダウンリスト」といったコントロール(操作部分)に人間にわかりやすい識別名をつけるためのファイルです。1)
マクロを記述する際はこの識別名を利用してどのコントロールを操作するか指定します。
使用するマッピングファイルはアプリケーション設定ファイルで変更することができます。
タブ区切りのCSVで記述されています。
1行の内容が1つのコントロールのデータに対応します。
Button 0 1 1 15 元に戻す undo Button 0 2 2 16 やり直し redo Button 0 7 7 21 フレーム/先頭フレーム frame_start Button 0 5 5 19 フレーム/前のキーフレーム frame_prevkey Button 0 3 3 17 フレーム/前フレーム frame_prev Edit 0 1 1 9 フレーム/フレーム入力 frame_input Button 0 4 4 18 フレーム/次フレーム frame_next Button 0 6 6 20 フレーム/次のキーフレーム frame_nextkey ...
テキストエディタでは見づらいため、閲覧・編集時はグリッド表示できるエディタを利用するとよいでしょう。
例えば以下のようなものがあります。
Googleスプレッドシートにコピペすると以下のような表示になります。2)
赤色で示した1~5列目には識別用データが収められています。原則変更不要です。
緑色で示した6,7列目は標準の識別名です。
F列には見た人がどのコントロールかはっきり認識できる内容を入れてあります。識別名としても利用できますが、長くて冗長なため、通常はG列のアルファベットの識別名の使用を推奨します。
作者が特に断りなく「識別名」という単語を使用した場合も、このG列のアルファベットの識別名を指します。
青色で示した8列目以降に追記することで任意の識別名を追加することもできます。
G列よりも更に短い識別名をつけて記述の手間を減らすのもよいでしょう。